Etsyで複数アカウントを管理する方法|公式ルールと設定手順

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Etsyでは複数のショップを同時に運営できます。ただし、ショップごとに別のEtsyアカウントとメールアドレスが必要で、各アカウントの公開プロフィールには運営するすべてのショップを記載します。複数ショップを始める前に、Etsyの公式ルールとショップごとの担当範囲を整理しておきましょう。

本記事では、Etsy公式ヘルプの条件を確認したうえで、ショップ、メールアドレス、ログインセッション、Cookie、ネットワーク設定、チーム権限を混在させない管理方法を説明します。GeeLarkは、許可されたショップの作業環境をワークスペースで整理する用途に限定して紹介します。

複数のEtsyショップは何に使われる?

複数ショップは、事業上の目的がはっきりしている場合に役立ちます。Etsy公式ヘルプでも、既存ブランドと大きく異なる商品ラインを始める場合は、2つ目のショップが選択肢になり得ると案内しています。一方、在庫を分類したいだけなら、1つのショップ内でセクションを使う方法もあります。

  • 商品ラインを分ける:ジュエリーとヴィンテージ衣料など、顧客層や商品カテゴリが大きく異なる場合にショップを分けます。
  • ブランドを整理する:ショップ名、説明、画像、商品構成をブランドの目的に合わせて管理します。
  • 顧客案件を分ける:代理店や運用チームは、顧客が所有するショップごとに担当者と作業環境を分けます。
  • 会計と在庫を確認しやすくする:ショップ単位で注文、費用、在庫、連絡先を台帳にまとめます。

複数ショップの運用を検討するときは、複数アカウント管理の目的を先に定義し、ショップを増やす必要があるのか、既存ショップのセクションで整理できるのかを比較します。

Etsyが公式に案内している複数ショップの条件

Etsy公式ヘルプでは、複数ショップを同時に運営できると案内しています。2026年8月に確認できる主な条件は次のとおりです。

ショップごとに別のアカウントとメールアドレスを用意する

Etsyでは、1つのアカウントにつき1つのショップと1つのメールアドレスを使用します。2つ目のショップを開く場合は、現在のアカウントからサインアウトし、別のメールアドレスで新しいEtsyアカウントを登録してからショップを作成します。

すべてのショップを公開プロフィールに記載する

複数ショップを運営する場合、各アカウントの公開プロフィールに、運営中のすべてのショップを記載します。ショップ同士の関係を隠さず、購入者が運営主体を確認できる状態にします。また、各アカウントはEtsyのSeller Policyに従う必要があります。

決済・税務情報は実際の主体に合わせる

Etsy公式ヘルプでは、セラー登録に同じクレジットカードを使用でき、Etsy Paymentsでは同じ銀行口座を使用できると案内しています。必要な場合は、同じ納税者番号と住所を使用します。ショップを分けるために、実際とは異なる所有者、住所、税務情報を登録してはいけません。

ブラウザとショップ情報の制約を理解する

一般的なブラウザでは、複数のEtsyアカウントへ同時にログインできないことがあります。Etsy公式ヘルプは、サインインとサインアウトの手間を減らす方法として、アカウントごとに異なるブラウザを使う案内も掲載しています。また、ショップ情報を別アカウントへ移動したり、複数ショップを1つのアカウントへ統合したりする機能はありません。

複数ショップ運用で整理する情報

重要なのは、ショップの主体を隠すことではなく、公式ルールに沿って所有者とショップの関係を開示しながら、担当者やログイン先の取り違えを減らすことです。次の情報をショップ台帳にまとめます。

  • ショップ名、Etsyアカウント、登録メールアドレス、公開プロフィール
  • 実際の所有者、納税者情報、住所、決済口座、会計担当者
  • 商品カテゴリ、在庫、画像、説明、ブランドガイド
  • 担当者、権限、2要素認証、復旧コードの保管者
  • 利用するブラウザまたはクラウドスマホ、Cookie、ログインセッション
  • 拠点や契約上の要件で使用するネットワーク設定と変更履歴

GeeLarkでEtsyの作業環境を整理する方法

GeeLarkでは、デスクトップ作業用のブラウザプロフィールと、Etsyアプリを利用するためのクラウドスマホを同じワークスペースで管理できます。対象は、Etsyのルールに沿って開設された自社ショップ、または顧客から正式に管理を委託されたショップです。

  • クラウドスマホショップごとにAndroidの作業環境を用意し、アプリ、ファイル、担当者、タスクを整理します。
  • 複数アカウント管理ブラウザブラウザプロフィールごとにCookie、キャッシュ、ローカルストレージ、ログインセッションを保存し、ショップの作業画面を分けます。
  • 権限管理:担当者が利用できるワークスペースとプロフィールを設定し、担当変更時にはアクセスを取り消します。
  • 操作記録:プロフィールの作成、設定変更、共有などの履歴を確認し、ショップ台帳と照合します。
  • ネットワーク設定:拠点や顧客の要件で必要な場合は、承認済みのプロキシをプロフィールへ設定し、利用目的と管理者を記録します。

ブラウザプロフィールやクラウドスマホは、ショップごとの作業状態を整理するための環境です。Etsy上のショップ所有者、公開プロフィール、本人確認、決済・税務情報、Seller Policyの要件は、Etsyの公式手順に従って設定します。

Etsyショップ用プロフィールの設定手順

ステップ1:GeeLarkを準備する

GeeLarkのダウンロードページから、Windows、macOS、Linux向けアプリを入手してインストールします。ログイン後、対象のワークスペースを開きます。

GeeLarkのダウンロード画面

ステップ2:プロフィールの種類を選ぶ

「新しいプロファイル」を選び、Etsyアプリを使う場合はクラウドスマホ、EtsyのWebサイトを使う場合はブラウザプロフィールを選びます。ショップ台帳に登録した用途と一致する種類を選択してください。

GeeLarkでプロフィールの種類を選ぶ画面

ステップ3:名前、グループ、タグを設定する

「ショップ名・Web」「ショップ名・モバイル」のように、ショップと用途が分かる名前を付けます。顧客またはブランド単位のグループへ割り当て、地域、商品カテゴリ、担当部署などをタグや備考へ記録します。

プロフィールの名前とグループを設定する画面

ステップ4:必要なネットワーク設定を登録する

会社の拠点、顧客契約、接続要件でプロキシが必要な場合は、承認済みの接続情報を入力し、「プロキシを確認」で接続状態を確認します。ショップの所在地や所有者を偽る目的では使用せず、利用目的、接続先、管理者、変更日を台帳へ残します。

プロフィールのプロキシ設定画面

ステップ5:環境と担当権限を確認する

クラウドスマホでは業務で使用するAndroid環境を、ブラウザプロフィールではCookie、セッション、言語、画面表示などの互換設定を確認します。設定値は実際の業務要件に合わせ、担当者には必要なプロフィールだけを共有します。EtsyとGeeLarkの2要素認証も有効にします。

プロフィールの環境設定画面

ステップ6:対象ショップへログインする

プロフィール名、担当者、ショップの登録メールアドレスを照合してから「開始」を選び、対象のEtsyアカウントへログインします。初回ログイン後は、公開プロフィールに運営中の全ショップが記載されているか、Seller Policyの確認担当者が設定されているかを確認します。

GeeLarkからEtsy用プロフィールを開始する画面

複数のEtsyショップを管理する6つのポイント

各アカウントの公開プロフィールに運営中の全ショップを記載し、Seller Policyや本人確認、決済、税務情報の更新を確認します。ルールの確認日と担当者をショップ台帳へ残します。

商品カテゴリ、在庫、写真、説明、ショップ紹介を実際の販売内容に合わせます。商品ラインを分ける必要がない場合は、1つのショップ内のセクションで整理する方法も比較します。

ショップ名、登録メールアドレス、ブラウザまたはクラウドスマホのプロフィール名を対応付けます。ログイン、出品、メッセージ返信の前に対象ショップを確認し、別ショップへの誤操作を減らします。

ショップを分けても、所有者、住所、納税者情報は実際の主体に合わせます。銀行口座やカードの利用可否はEtsyの最新案内を確認し、ショップごとの売上と費用は会計台帳で区別します。

担当者には必要なワークスペースとプロフィールだけを共有し、退職や担当変更時にはアクセスを取り消します。2要素認証と復旧コードの保管担当者を決め、認証情報をチャットで共有しません。

ショップごとのCookieとログインセッションを対応するプロフィールに保存し、接続先や担当者を変更したときは日時と理由を記録します。定期的に不要なプロフィールと権限を棚卸しします。