
Instagramリールのビジネス活用:作成手順と成果を伸ばすコツ
共有先
リールは、毎分約1億3,900万回も視聴されていることをご存じでしょうか。リールはSNSで人気のあるコンテンツ形式の1つです。自社の見込み客も、このInstagramの機能を利用している可能性があります。
その人たちに届ける方法の1つが、SNS施策にリールを取り入れることです。認知度の向上、反応の獲得、購入などの行動につながる可能性があります。ただし、リールに詳しくない場合は、何から始めるべきか迷うかもしれません。
この記事では、ビジネス向けのInstagramリールについて、基本から作成方法、視聴者の反応を高める工夫まで解説します。
Instagramリールとは?
Instagramリールは、フィード、発見タブ、リールタブに表示される短い縦型動画です。TikTokの動画と同じように、短時間で楽しめ、次々にスクロールして見られる形式です。
Instagramはリール機能の開発に力を入れており、アプリ内で動画の撮影に加え、音楽、ナレーション、文字、場面転換、フィルターを追加できます。
企業がInstagramリールに取り組む理由
Instagramで表示機会や利用者の反応、購入などの行動を増やしたいブランドにとって、リールは重要な選択肢です。その理由を見ていきましょう。
リールはアルゴリズム上の配信機会を広げやすい
Instagramは画像よりリールを優先しているわけではないと説明する一方で、クリエイターからはリールが優遇されているという声もあり、議論になっています。
動画が初めから優先されるわけではありませんが、実際のリーチは画像より広い傾向があります。Bufferによる400万件超の投稿の分析では、リールのリーチは単一画像投稿より125%、カルーセルより36%多くなっています。Instagramのアルゴリズムを踏まえてより多くの人に届けたいなら、リールを施策に組み込む価値があります。
フォロワー以外にも届く
Instagramでは、新しく見つけたアカウントのリールが発見タブに表示されることがあります。まだフォローしていない人にも動画を見てもらい、反応してもらえるため、Instagramアカウントの成長につながる機会になります。
短い動画は視聴者に好まれる
人の注意を持続できる時間が短くなるなかで、短い動画を選ぶ人が増えています。作り方を工夫すれば、新しい視聴者に届くだけでなく、注意や反応も得やすくなります。認知度の向上、関係づくり、購入などの行動につなげるうえで役立ちます。
ビジネス向けInstagramリールの作成方法
主な作り方は2つあります。1つは、カメラやスマートフォンで撮影した映像を、Canvaなどの外部アプリでつなぎ合わせる方法です。舞台裏の紹介など、複数の場面を撮影する場合に便利です。
もう1つは、Instagram内の撮影・編集ツールを使う方法です。商品の実演やリアクション動画など、一度の撮影でまとめられる内容に向いています。
パソコンから既存の動画をアップロードする手順:
- アカウントにログインします。
- 「作成」をタップし、「投稿」を選びます。
- 「コンピューターから選択」をクリックし、共有したい動画を選びます。
- 「メディア」をタップし、必要に応じて「追加」から別のファイルをアップロードします。
- 「次へ」をクリックします。アップロードした動画からカバー画像を選ぶか、「コンピューターから選択」から端末内の画像を選びます。
- 「次へ」をタップし、詳細を入力します。人物のタグ付け、キャプション、位置情報、代替テキストを追加したり、投稿設定を変更したりできます。
- 完了したら「シェア」をタップします。
スマートフォンからアップロードする手順:
- Instagramアプリを開きます。
- プラスのアイコンをタップします。
- 「リール」を選びます。
- ギャラリーから動画を選びます。
- 必要に応じて編集します。音楽、文字、スタンプ、ナレーション、字幕、追加の映像などを入れられます。
- 「次へ」をタップし、タグ、キャプション、ハッシュタグなどの情報を追加します。
- 「次へ」、続いて「シェア」を選びます。
Instagram内のツールで撮影・編集する手順:
注意:この方法はスマートフォンなどのモバイル端末でのみ利用できます。
- アカウントにログインします。
- 「作成」アイコンをタップし、「リール」を選びます。
- カメラのアイコンをタップします。
- 「録画」を長押しして、撮影を始めます。
- 撮影が終わったら、左側のリールツールメニューで動画を編集します。
- 「次へ」をタップし、音声、スタンプ、エフェクト、文字を追加します。
- もう一度「次へ」をタップします。
- キャプション、ハッシュタグ、タグ、位置情報を追加し、必要に応じて投稿設定を調整します。
- 「次へ」、続いて「シェア」を選びます。
ビジネス向けリールには何を投稿すればよいですか?
Instagramでは、楽しさ、学び、刺激など、見る人に価値がある幅広い内容を発信できます。自社のブランドに合う企画を考えてみましょう。
- 舞台裏の動画:商品やサービスができるまでの過程を紹介します。現在の顧客や見込み客にブランドを身近に感じてもらえます。
- 使い方の解説:商品のよさを引き出す使い方を伝えます。
- 使用前後の変化:商品によって生活がどう変わるのかを示し、その価値を伝えます。
- 企業からのお知らせ:新商品、新サービス、企業の最新情報を届けます。
- 商品の紹介:機能や活用場面を説明します。
- インタビュー:同じ分野の専門家や商品を使った顧客に話を聞き、役立つ知見を共有します。
- 仕事の一日:さまざまな職種の社員の一日を紹介し、企業の人となりを伝えます。
- チーム紹介:日頃から事業を支えている社員を紹介します。
- トレンドの再現:自社の分野に関連するチャレンジに参加します。たとえば美容やファッションなら、人気の有名人のメイクやコーディネートを再現できます。
- 料理動画(飲食関連の事業向け):レシピ、調理の工夫、盛り付けの技術を共有します。
ビジネス向けInstagramリール作成のコツ
すべてのリールが成果を出せるわけではありません。目的に近づくために、次の点を意識しましょう。
撮影前に内容を計画する
計画せずに撮影を始めると、時間がかかりがちです。最初に撮る内容を決め、必要なら台本を用意しましょう。
商品の使い方を解説するなら、顧客がよく困る点を洗い出し、それに答える台本を作ります。舞台裏や社員インタビューで企業の雰囲気を伝えるなら、関係者が準備できるよう、事前に内容を知らせておきましょう。
事前に計画すると、本題からそれたり、不要な内容で埋めたりするのも避けやすくなります。
自然な姿を見せる
構成を練った動画も大切ですが、毎回台本どおりだと、作り込んだ印象が強くなり、距離を感じさせることがあります。社員の人柄や飾らない場面も織り交ぜましょう。たとえば、今日は台本のある使い方動画、翌日は社員が普段どおり働く舞台裏を紹介する、といった組み合わせが考えられます。
自然な姿は視聴者の共感を得やすく、反応を増やす可能性があります。ブランドを身近に感じてもらうことで、購入などの行動にもつながり得ます。
短く、要点の伝わる動画にする
リールは当初、短い動画だけに対応していましたが、現在は最長20分の動画を投稿できます。
ただし、長い動画を投稿できるからといって、長くすればよいわけではありません。Instagramは長い動画を短い動画ほど積極的には配信せず、3分を超えるリールは新しい視聴者におすすめしないとしています。また、注意が続きにくいなかでは長い動画は最後まで見られにくくなります。視聴完了率の低下はアルゴリズムにとって否定的な手がかりとなり、配信範囲に影響する可能性があります。
短くまとめるには、次の点を意識しましょう。
- 1本で扱うテーマを1つに絞ります。
- 不要な言葉を削ります。
- 長い内容はシリーズに分けます。
冒頭で視聴者の関心を引く
Instagramでは次々に投稿がスクロールされます。すぐに関心をつかめなければ、最後まで見たり反応したりしてもらいにくくなります。
長い前置きを省き、最初の3秒以内に見続けたくなるきっかけを入れましょう。得られる価値を先に示す、問いかける、意外な一言から始める、といった方法があります。
自社商品の紹介以外の動画も投稿する
ビジネスアカウントでは自社ブランドの発信が中心ですが、それ以外の動画も取り入れられます。自社の分野や顧客の関心に合っていることが条件です。たとえば、業界で話題のチャレンジに参加する方法があります。
商品紹介以外の内容もあると、売り込み一辺倒の印象が和らぎ、利用者が反応しやすくなります。
字幕を付ける
字幕があれば、聴覚に障害のある人にも内容を届けやすくなります。視聴者の幅が広がり、ブランドの印象にもよい影響を与えられます。
音を消してInstagramを見る人にも伝わります。音声がなくてもメッセージが届くため、投稿への反応を増やすうえでも役立ちます。
継続して投稿する
アカウントが活発に動いているほど、新しい視聴者に届く可能性が高まります。週に複数回リールを投稿することは、活動を続けている手がかりになります。継続的な発信はブランドを覚えてもらい、アカウントの成長や反応の増加にもつながります。
特にビジネスで複数のInstagramアカウントを運用している場合は、GeeLarkなどの自動化ツールを活用できます。GeeLarkは、クラウドスマホや複数アカウント管理ブラウザでプロファイルごとに独立した環境を用意し、アカウント管理を効率化するプラットフォームです。

GeeLarkのInstagramリールの自動化では、通常のスマートフォンと同じように動作するクラウドスマホ上で、Instagramアプリを操作して動画を投稿します。アプリ上で投稿する一連の操作を自動化する仕組みです。

投稿の成果を確認する
リールの成果を確認し、うまくいっている内容とそうでない内容を見分けましょう。成果のある企画や方法に時間と予算を振り向け、反応の少ないものは見直します。たとえば、数百件の反応がある動画形式と数件しかない形式なら、よりよい成果が出るものに注力します。
確認したい主な指標は次のとおりです。
- インプレッション:リールが表示された回数です。投稿の表示機会を把握できます。多ければ、Instagram上で広く配信されていることを示します。
- 再生数:リールの再生が始まった合計回数です。インプレッションと同じく、どれほど見られているかを確認する指標になります。
- 反応数(いいね・コメント・シェア・保存・再投稿):視聴者にとってのコンテンツの価値を測る手がかりです。反応が多いほど、役立つ、面白いなどと受け止められている可能性があります。
- リーチしたアカウント数:投稿を見たアカウントの数です。
Instagramリールをビジネスに生かしましょう
毎分数百万回、一日に数十億回視聴されるリールは、企業が情報を届ける有力な場です。幅広い人に届くことで、認知度、投稿への反応、購入などの行動につながる可能性があります。
成果は使い方によって変わります。顧客の関心に合う内容を短くわかりやすくまとめ、字幕を付け、継続して投稿しましょう。動画ごとの成果も確認し、反応のよい企画に力を入れていくことが大切です。
GeeLarkは、投稿の自動化を通じてビジネスでのリール活用を支えます。自動化テンプレートを使えば、投稿予定を管理できます。クラウドスマホのプロファイルを作成し、リール用の動画をGeeLarkにアップロードして、公開したい日付を設定すると、その後の投稿処理を任せられます。
複数アカウントへの投稿もまとめて自動化でき、継続的な発信に役立ちます。

画像から動画生成

