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Instagramで商品を販売する方法:ショップ設定と運用の実践手順

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月間アクティブユーザーが30億人に達したInstagramは、新しい顧客層にリーチし、ブランド認知を高めたい企業にとって有力なプラットフォームです。

しかも、Instagramの役割は認知拡大だけではありません。今では商品を見つける場所であると同時に、購入を検討する場所にもなっています。米国消費者の44%が商品レビュー確認にInstagramを使うと答えており、さらに毎月1億3000万人以上がInstagram上で購入行動を起こしています。

商品ポジショニングとInstagramマーケティング戦略をきちんと設計すれば、ビジュアル中心のこのプラットフォームは売上、収益、利益を伸ばすための重要な販路になります。

この記事では、Instagramで商品を販売する方法を解説します。販売できる商品の考え方、Instagramショップの始め方、売上につながりやすいアカウント運用のコツまで順番に見ていきます。

Instagramで本当に商品を販売できる?

はい、できます。Instagramはもともと友人とつながるSNSとして始まりましたが、現在は企業と顧客を結びつける強力なショッピングチャネルへと進化しています。

幅広いユーザーにリーチできるだけでなく、ショッピング投稿や商品タグなど、購入に直結しやすい機能も用意されています。ユーザーは気になった商品から購入ページへ進みやすく、販売側もスムーズな導線を作れます。

Instagramで販売できる商品

Metaのコミュニティ規定とコマース利用要件を満たす商品を販売できます。ショップ機能や商品タグの提供範囲は国・地域とアカウントによって異なるため、Commerce Managerで現在の利用資格を確認してください。禁止商品、広告表示、価格・返品・税務など、販売地域の法令と自社の販売条件も事前に確認します。

特にInstagramはビジュアル重視のプラットフォームなので、写真映えする商品と相性が良い傾向があります。たとえば、衣類、靴、アクセサリー、スキンケア、コスメ、インテリア、家具、家電などは代表的な候補です。

Instagramで商品販売を始める方法

まずはInstagramショップを設定します。手順自体は比較的シンプルです。以下の流れで進めてください。

ステップ1:ビジネスプロフィールを作成する

Instagramの販売機能はビジネスアカウントで利用できます。そのため、最初にビジネスプロフィールを作成します。

通常、Instagramアカウントは個人プロフィールとして作成されます。アカウント作成後、以下の手順でビジネス用に切り替えます。

  1. プロフィールを開きます。
  2. ハンバーガーアイコンをタップし、設定とアクティビティを開きます。
  3. 「プロ向け」セクションから「アカウントの種類とツール」を選択します。
  4. 「プロアカウントに切り替える」を選びます。
  5. ビジネス内容に最も近いカテゴリを選択します。
  6. InstagramのビジネスアカウントをMetaのビジネスポートフォリオに追加します。利用地域や設定でFacebookページが必要な場合は、管理権限を確認した上で連携します。

ステップ2:商品カタログを設定する

ビジネスページを用意できたら、販売する商品を一覧化したカタログを作成します。商品情報などの詳細も登録します。方法は主に2つあります。

  • 手動で商品を登録する:Commerce Managerでアカウントを作成し、商品を1点ずつアップロードします。各商品には画像、価格、SKU、ランディングページへのリンクを設定します。商品点数が少ない場合に向いています。
  • オンラインストアと連携する:WooCommerceやShopifyなどのECストアがある場合は、Instagramアカウントと連携します。たとえばShopifyなら、管理画面でInstagramアプリをインストールしてアカウントを紐づけます。商品情報が自動同期されるため、在庫点数が多い場合に便利です。

ステップ3:Commerce Managerでショップを申請・公開する

カタログの準備ができたら、Commerce ManagerでInstagramショップの設定を進めます。利用できる機能は国・地域やアカウントによって異なります。

  1. Commerce Managerを開き、対象のコマースアカウントとInstagramビジネスアカウントを確認します。
  2. 使用する商品カタログ、ビジネス情報、Webサイトのドメイン、管理権限を確認します。
  3. ショップから自社サイトの決済画面へ移動するチェックアウトURLを登録し、配送、返品、カスタマーサポートの情報を整えます。
  4. プレビューで商品、価格、画像、ランディングページを確認して審査に提出し、承認後にショップを公開します。

審査状況と修正依頼はCommerce Managerで確認します。審査期間は一定ではないため、通知と管理画面の案内に従ってください。

Instagramで商品の売上を伸ばす方法

Instagramショップの作成は販売の第一歩です。実際に売上につなげるには、販売に向いた運用戦略も必要です。ここでは特に重要な施策を紹介します。

プロフィールを最適化する

ショップ公開後、Instagramプロフィールはデジタル店舗の入口になります。実店舗と同じように、訪問者によい印象を与え、商品やブランドに興味を持ってもらう設計が必要です。

プロフィール最適化では、次の点を確認しましょう。

  • ブランドを表す高品質なプロフィール画像を設定します。他のプラットフォームの画像とも統一すると、認知されやすくなります。
  • プロフィール欄にWebサイトやECストアへのリンクを入れ、ショップを見たいユーザーが迷わず移動できるようにします。
  • 取り扱い商品と価値提案がすぐ伝わる短い自己紹介文を書きます。
  • 可能であれば認証を取得し、なりすましページから顧客を守りながら信頼感を高めます。

コレクションを作成する

関連する商品をコレクションにまとめると、ユーザーが目的の商品を見つけやすくなります。

商品によって、季節、人気度、テーマ、価格帯などで分類できます。たとえばファッションブランドなら、季節別のコレクションを作ることで、ユーザーが必要な服を素早く探せます。

コレクション作成の基本手順は次のとおりです。

  1. Commerce Managerを開き、カタログまたはコマースアカウントを選択します。
  2. 「ショップ」タブに移動します。
  3. コレクションを追加したいショップで「ショップを編集」をタップします。
  4. 「+ 追加」をクリックし、「コレクション」を選択します。
  5. コレクションのレイアウトを選びます。
  6. 「+ 新しいコレクションを作成」をタップし、新しい商品カテゴリに表示したい商品を追加します。
  7. 「確認」をタップします。
  8. カバー画像や説明文など、コレクションの見え方を調整します。
  9. 完了したら「更新を公開」をクリックします。

商品タグを使う

商品タグを使うと、ユーザーは投稿から直接購入ページへ進めます。購入までの手間を減らせるため、衝動買いを含む販売機会を逃しにくくなります。

複数の商品を1つの投稿で紹介する場合は、それぞれの商品タグを該当する画像の上に配置すると分かりやすくなります。たとえば複数種類のキャットフードを1枚の画像で紹介するなら、各商品の近くに対応するタグを置きます。

インフルエンサーと協業する

ある調査では、消費者の74%がインフルエンサーのおすすめをきっかけに商品を購入したと回答しています。予算に余裕があるなら、実績のあるクリエイターとの協業は有効です。相手のフォロワー層に商品を届けられるため、販売機会を広げられます。

ただし、どの協業でも成果が出るわけではありません。自社の分野、価値観、ターゲット層と合う人を選び、契約で素材の利用範囲、公開期間、修正、報酬を決めます。タイアップ投稿ではInstagramのブランドコンテンツ機能などを使い、広告であることが利用者に伝わるよう表示します。景品表示、広告、消費者保護など、配信地域の法令にも従ってください。

ユーザー生成コンテンツを再投稿する

購入者は、企業が作る投稿よりもUGCを信頼しやすい傾向があります。実際に、10人中8人が購入検討においてUGCを重要視しています。UGCは商品の社会的証明になり、購入の後押しになります。

そのため、UGCは積極的に活用したい施策です。ソーシャルリスニングやモニタリングツールで商品について投稿しているユーザーを見つけ、許可を得たうえで感想や投稿を自社ページに再掲載します。

また、購入者に商品の使用感を自分のアカウントで共有してもらい、自社アカウントをタグ付けしてもらう方法もあります。UGCを増やせるだけでなく、新しいオーディエンスへのリーチにもつながります。

購入につながる動画・ストーリーズ・ライブ配信を作る

フィード投稿は重要ですが、それだけに頼るとアカウントの伸びが限定されることがあります。リーチと販売機会を広げるには、他の機能も活用しましょう。

Reels、Stories、ライブ配信はエンゲージメントを得やすく、静止画投稿よりも詳しく商品を見せられます。たとえばチュートリアルを投稿したり、実際の使用シーンを見せたりできます。

通常の投稿と同じように、関連する商品タグやリンクスタンプを追加し、購入導線を分かりやすくします。ユーザー体験がスムーズなほど、購入につながる可能性は高まります。

ハッシュタグを活用する

ハッシュタグは、Instagramアルゴリズムが投稿内容を理解する助けになります。適切に使うことで、ターゲット層のExploreタブや検索結果に表示される機会が増えます。

ショップの見つけやすさを高めるには、広いハッシュタグとニッチなハッシュタグを組み合わせます。美容業界なら、#makeupのような広いタグで大きな層に届かせつつ、#XBrandConcealerのような具体的なタグでコンシーラーを探している人にも届けられます。

ブロードキャストチャンネルを始める

Instagramのブロードキャストチャンネルは、フォロワーと直接つながれるチャットグループのような機能です。クリエイターやブランドとフォロワーの関係を深め、購買行動を促す接点になります。

売上につなげるポイントは、参加者に特別感を持ってもらうことです。普段の投稿では出さない情報やコンテンツを共有し、限定グループに参加している感覚を作ります。たとえば製造工程の舞台裏動画を送ることができます。

また、商品に関する顧客フィードバックを集める場としても使えます。改善に役立つだけでなく、意見を聞いてもらえた参加者の満足度やロイヤルティ向上にもつながります。

オーディエンスと交流する

Instagramは単なる販売チャネルではありません。コメントやDMをカスタマーサポートの窓口として扱い、返信担当、対応時間、返品・配送・在庫に関する回答方針、担当部署への引き継ぎ手順を決めます。日常的な交流では、利用者の質問に具体的に答えましょう。

交流方法には次のようなものがあります。

  • アンケートを実施し、意思決定に参加してもらいます。たとえば包装デザインの候補を選んでもらうことができます。
  • StoriesでQ&Aセッションを行い、ブランド理解を深めてもらいます。
  • DMに返信します
  • 投稿へのコメントに「いいね」や返信をします。
  • メンションやタグ付けされた投稿を確認し、必要に応じて再投稿します。

こうしたやり取りはブランドとの結びつきを強め、継続的に購入してくれる顧客を増やす助けになります。エンゲージメントが増えることで、ショッピング投稿がより広い層に表示される可能性も高まります。

広告を配信する

Instagramで商品をオーガニックに販売することは可能です。ただし、十分な注目を集めるまでには時間がかかります。

そこで役立つのがInstagram広告です。現在のフォロワー以外にも商品を見せられるため、新しい見込み顧客へリーチできます。

さらに、広告はコンバージョンしやすいユーザー層に絞って配信できます。たとえば、ある都市に住む30代女性の購入比率が高いなら、その属性に近いInstagramユーザーへ広告を届けることで、購入確率を高められます。

費用を抑えながら売上を伸ばすには、最初は小さな予算で始め、動画、カルーセル、単一画像などの形式、トーン、ターゲット属性をテストします。Instagramインサイト、広告マネージャ、ECサイトの分析で、商品表示、クリック、ランディングページ到達、購入、広告費用対効果を比較し、成果と採算を確認してから予算を調整します。

継続的に投稿する

投稿が安定しているほど、Instagramが新しいユーザーにコンテンツを表示する可能性は高まります。また、継続的な露出によってブランドを覚えてもらいやすくなり、必要が生じたときに購入候補に入りやすくなります。アカウントを作ったまま放置したり、たまにしか投稿しなかったりするのは避け、定期的な投稿スケジュールを運用しましょう。

商品カテゴリや地域ごとに複数のInstagramアカウントを運用している場合は、各アカウントの目的、担当者、承認者、投稿カレンダーを明確にします。GeeLarkは、許可された商用アカウントのコンテンツ作業を整理する用途で利用できます。

GeeLarkのクラウドスマホは、許可されたブランドや地域ごとに独立したクラウドAndroidコンテンツワークスペースを用意し、商品画像・動画などの素材、メンバー権限、セッション、公開タスク、承認状況、操作記録を整理するために使います。目的は、誤投稿や素材・設定の取り違えを減らすことです。

GeeLarkで承認済みの商品コンテンツの公開タスクを整理する手順は次のとおりです。

  1. GeeLarkアプリをダウンロードしてインストールします。
  2. GeeLarkに新規登録します。
  3. Instagram用のクラウドAndroidコンテンツワークスペースを設定し、ブランド、地域、用途、担当者が分かる名前を付けます。
  4. 「アプリケーション」セクションでInstagramアプリをインストールします。
  5. 利用を許可されたInstagramビジネスアカウントにログインし、担当者の権限を確認します。
  6. 公開タスクを利用する場合は、Instagramの公式ルールと社内の承認方針を確認します。
  7. 画像投稿はInstagram Reelsギャラリー投稿の手順、動画投稿はInstagram Reels動画投稿の手順を確認し、使用する公開タスクを選びます。
  8. 公開タスクを作成し、担当者、承認者、対象商品、公開予定日時を登録します。
  9. 対象のInstagramアカウントとワークスペースが一致していることを確認します。
  10. 承認済みの投稿素材、キャプション、商品タグ、リンク、広告表記を登録します。
  11. Instagramインサイトを参考に公開日時を選び、投稿カレンダーと照合します。
  12. 公開前に人が最終確認し、Instagramで許可された範囲の公開タスクだけを実行して、結果を操作記録に残します。

Instagram販売を始めよう

売上を伸ばしたいなら、Instagramは優先して検討したいチャネルの1つです。多くのユーザーが商品発見や購入検討にInstagramを使っているためです。

Instagramで商品を販売するには、ビジネスプロフィールへ切り替え、商品カタログを作成または同期し、Instagramショッピングを有効化します。そのうえで、商品タグ、コレクション、購入可能なReelsやStories、広告、ハッシュタグ、継続的な投稿を組み合わせ、販売に向いたアカウントへ育てていきます。

GeeLarkを使う場合は、許可されたInstagramビジネスアカウントの素材、メンバー権限、セッション、公開タスク、承認、操作記録をクラウドAndroidコンテンツワークスペースごとに整理します。自動公開はInstagramの公式ルールと人による最終確認を前提にします。

よくある質問

あります。Instagramは数十億規模のユーザーに届くプラットフォームで、商品の検索や購入検討に使う人も多くいます。適切に運用すれば、大きな販売チャネルになり得ます。

Metaのコミュニティ規定とコマース利用要件を満たし、販売地域の法令で認められた商品が対象です。商品タグやショップ機能の利用可否は国・地域とアカウントによって異なるため、Commerce Managerで確認してください。

まずビジネスプロフィールを作成し、商品カタログを追加または同期します。その後、Instagramショッピングを有効化すると、商品タグやショップ機能を使った販売を始められます。

利用できる決済機能は国・地域とアカウントによって異なります。Instagramショップを設定する際はCommerce Managerに自社WebサイトのチェックアウトURLを登録し、商品タグやショップから購入用ランディングページへ案内します。

広告を配信する場合は広告費がかかります。一方で、Instagramショップの設定、商品タグの追加、Webサイトへの誘導は無料で始められます。